末路

結果こうなった。チラシの裏の読書感想文。

坊主憎けりゃ袈裟を剥ぎ取って捨てろ

今回読んだ本:本音でいきる 一秒も後悔しない強い生き方/堀江貴文

 

人の価値観は絶対にイコールにはならないという、そういう宗教に入っています。育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めないし、サマーがダメだったり、セロリが主食だったりするわけです。なので、一生分かり合えないなと思える上司とは、効率よく業務を進めるためにも積極的にコミュニケーションをとっていく必要があるわけですが、15分に一度状況報告したり、相手が帰宅準備をしている最中に次の日の業務の相談をはじめたり、(前日飲み会で朝まで飲んでいたのを承知で)朝一打ち合わせをいれたりしていたら、3回くらい転生しないと理解しあえない関係になってしまいました。おかしいなぁ。

 

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉がありますが、袈裟まで憎んでどうする。憎いのは今朝までにしとけ。というのが僕の考えでして、なんならあえて自分も袈裟を被ってレッツダンシングトゥギャザーなわけです。

 

先日も酒を飲むことに関しては他の追随を許さないタイプの上司に誘われたため、よっしゃこいつはいっちょうやったるか、肝臓のスペアをAmazonで注文だ!くらいの勢いで臨んだわけですが、まぁクソつまんねぇわけですよね。自分の自慢話に始まり、どーでもいい雑な部下いじり。途中で「あれ?なんで袈裟被ってるんだっけ?」とハッと我にかえり、そこで気づいたんですが、酒以外に関しては簡単に他の追随を許しちゃう事が彼の欠点でもあったわけでして、くるぶしレベルの浅さの話をこちらが深ぼっていかないと時間が埋まらないという地獄。結局、被っていた袈裟も脱ぎ捨て帰ってきました。結論、嫌なものは嫌。

 

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・上司同僚の目が気になって帰れない? つべこべ言わずに、帰ることだ。
それを繰り返しているうちに、自然と「あいつはそういう奴だ」ということになって、
誰も何も言わなくなる
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そうですね堀江さん。その通りだと思います。

 

正直、家で料理したり、本読んだりしている方がよっぽど楽しいし、自分のためになる(誤解がないようにいっておくと、信頼・尊敬できる・単純に楽しいと思える人との食事はいつでも行きたいと思っている)。要は自分に嘘をつかずやるべき事をやった上で、やりたい事をやるにはどうしたらいいか(変に我慢する必要はない)という事なのです。

 

年明け、有言実行をすべく早速年明け一発目の誘いは断った俺偉い。

 

※その他、気になったポイント
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・どうしたら本音でいきられるようになるの
1. 言い訳しないこと
2. バランスをとろうとしないこと
3. 「自意識」とプライドを捨てること

 

・職場の関係は「セミドライ」な関係がいいと思っている。仕事として相手には尽くすけれど、互いに寄りかからない距離が一番いい

 

・上司としてはどうすればよいのだろう? 部下からの意見が合理的なものであれば、それを取り入れればよいが、部下に迎合するのは間違っている。物事というのは、推進しようという意志を持った決定者がいなければ一歩も進まない。会社でも政治でも、それは同じだ。議論は重要だし、必要ならば徹底的にすべきだが、みんなが納得することを待ち続けて、何かが生まれることはない

 

・「お互いの価値観が異なっていることがわかる」というのは、とても大事なことだ。なんとなくわかったふりをして終わるのと、たとえ自分の価値観と違っていても、しっかり相手の意見を聞くのとでは、どちらが「相手のことを知る」ことになるだろうか

 

・「時間がないというのは、「それをはじめると今やっている何かをやめなければならないが、それができない」ということなのだろう。 しかし、世の中はトレードオフだ。時間がないなら、どちらかに決めなければならない。むしろ、「何かをはじめるなら、何かを捨てなければいけない」ということは、当たり前のことだと知っておくことだ。

 

・この世に、安定した仕事や人間関係など存在しない

 

・実際には存在しない「世間」などというものを気にする必要はまったくないのだ

 

・初対面で相手を恐く感じることもあると思う。偉い人だったり、気を使わなければならない相手だったりすると、恐がって、うまく話せなくなってしまう。これも、「プライド」からくるものだ。 「相手に悪く思われたらどうしよう」とか、「アホだと思われたらどうしよう」とか、そう思って話せなくなるのだ「プライド」という名の壁を自分の周りに高く築き、その中に引きこもることで、弱い自分を守ろうとする。言っておくが、そうしていて得られるものはほとんどない

 

・大事なのは「今済ませられることは、今済ませてしまう」こと

 

・自分一人でいくら頑張っても改善には限界がある。有益な時間を生み出すためには、積極的に外注を使うべきだ。人に仕事を任せることなしに本当の意味での改善を実現することはできない

 

・大体、手に入れただけであとは安泰な資格やスキルなどほとんどない。大事なのは、資格やスキルをどうやって活かすか

 

・何かをする前に勉強をするのではなく、やりたいことをしながら学んでいくことが大事なのだ

 

・情報を仕入れることは生産性を上げるだけでなく、人生のチャンスを広げ

 

・日々の習慣として「考えること」を繰り返すこと。スマホが使えなくても、数秒しか時間がなくても、考えることはできる。考えることはなんだっていい

 

・当たり前に繰り返している日常のルーチンを改善できないか。店で受けたサービスが素晴らしかったのなら、何がよかったのか。ひどかったのなら、どう改善すればいいのか。ニュースで紹介されていた新製品を、仕事上の課題を解決するために使えないか

 

・情報をインプットし、アウトプットし、「考えること」を繰り返す。ボーッとするのではなく、自分の時間を思考で埋めていくと、ある瞬間に解決策やアイデアがふっと浮かぶようになる。自分の脳を情報と思考で埋めれば、どうでもいいことで悩んでいる暇などなくなってしまうはずだ。

 

・新しい出会いの場には必ず行くと「決めて」いる。決めたんだから、行く。これは新しいことをする時に共通するが、決めれば「やる」ものだ。 面倒くさいという気持ちが起こったとしてもそんなものは無視すればいい。場所に出向いて、自己紹介をして……というプロセスを進めていくうちに、いつの間にか面倒くさいという気持ちも忘れてしまっている。  たいていの出会いは楽しいものだ。そして、楽しいほうが大事なのだ

 

・最後に、時間を無駄にしないために、大事なこと。それは、「極限まで忙しくしろ」ということ。限界までやりたいことをやろうとする。そうしてはじめて、時間をどうやって使えばよいのかが見えてくるのである。たいしてすることもないのに、時間を効率化しようというのは、それこそ時間の無駄というものみんな時間を無駄遣いしていないだろうか?時間は有限だ。のんびり長期ビジョンを立てるなんて、まったく時間の無駄でしかない

 

・お手本となる人は、ネットでもリアルでもどこにでもいる。ちょっとでもいいなと思ったら、ためらうことなく真似をすればい

 

・面白いことをやっている、自分がやりたいことに近いことをやっている、そういう人の活動をじっくりと観察し、まずは同じことをやってみる。そして、もっと面白くするにはどうすればよいか、もっと労力をかけずにやるにはどうすればよいのかを考え、改善を繰り返す。  ロールモデルになりうる人は活動を積極的に公開しているものだ。コンテンツを丸パクリするのは論外だが、できる人を真似るのは最も早い上達法である

 

・ビジネスの基本は、もらったお金以上の価値を相手に提供すること。これは仕事以外でも変わらない

 

・日本の大学のコストパフォーマンスは極めて劣悪である。私立大学なら卒業までに数百万円以上のお金を払いながら、得られるのは大卒の学歴だけ。大学で学んだ知識を活用できている人が、はたしてどれだけいるだろう。Fランク程度の大学なら、学歴も役に立たない。大学に数百万円払うくらいなら、自分で動いていろんな体験をこなしたほうがはるかに有意義だ

 

・自分の人生、なんで人に決められないといけないんですか?  もしくは、人に決められたいんですか