末路

結果こうなった。チラシの裏の読書感想文。

迷ったら、飛び込め

今回読んだ本:どんなに弱くても人は自由に働ける/阪口ユウキ

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男が人生の方向に迷ったら
「僕は自分の方向性がわからないんです。」
「大好きな人もいました。夢もありました。でも……それを失った今、何を支えに生きていけばいいのかわからないんです。医者には『とりあえず今は休みなさい』と言われています。でも、十分に休んで元気になったあとで何をすればいいのか、何を目的に生きていけばいいのか、わからないんです」  情けない告白を、しかし伊波さんは笑うようなことはしなかった。川面に揺れる浮きだけを見つめながら、いつものような淡々とした口調で、しかし力強く、 逡巡 する間もなく即答した。
「仕事をすることさ」
「働かないのは駄目ですか」
「駄目だな。それじゃあ何も見つからない。どんなことでもいいから社会と繫がっておくことが大事なんさ。繫がりがなくなったら、本当に何も考えられなくなる。」
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阪口さんのように自殺未遂をはかることこそなかったものの、自分の方向性にはよく迷う。というか、自分の方向性がバシーッ!と決まってる人なんてほとんどいないんでねぇの?多かれ少なかれ何かのタイミングで何かを得ては何かを失いの繰り返しでねぇの?阪口さんと違って、自分は周りに助けられ、必要以上に我慢してなんとかかんとか仕事を続けられているけれども、それによって方向性が見えてきたかというよりは、、、、見えたり・見えなくなったりの繰り返し。

”どんなことでもいいから”社会との繋がりを保つということは、一つの価値観で自分を測らないということだと思う。
いろんな場面で、いろんなつながり方をする事で、いろんな価値観にさらされ、自分で考えて方向性を付けざるをえなくなる。

自分の方向性を考えるために、社会とつながるというのは目的と手段が逆転しているようにも思えるが、
実際、飛び込んでみるといろんな発見・経験があるもの。
「迷ったら、飛び込め」の精神でこれからも行こうと思います。

進化をやめたら死滅した。

今回読んだ本:仕事は楽しいかね?/デイル・ドーテン、野津智子


(本文から引用)
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・ 「人生は進化だ。そして進化の素晴らしいところは、最終的にどこに行き着くか、まったくわからないところなんだ。」

・ きみは、最初に陸にあがった魚は 長期にわたる目標を持っていたと思うかね?

・ だから僕は、たった一つしか目標を持っていない。毎日毎日、違う自分になること。これは〝試すこと〟を続けなければならないということだ。そして試すこととは、あっちにぶつかりこっちにぶつかり、試行錯誤を繰り返しながら、それでもどうにかこうにか、手当たり次第に、あれこれやってみるということだ。

・ きみたちの事業は、 試してみた結果、失敗に終わったんじゃない。 試すこと自体が欠落してたんだ。

・ 私は声を大きくして言った、「つまり結論は、『何もするな、そうすれば素晴らしいアイデアがやってくるだろう』じゃない。『〈あらゆること〉をしろ。素晴らしいアイデアは、どこからやってくるかわからないのだから』ですね」
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会議室で2つのチームが会議をしている。
今後のビジネス方針について話し合っているところだ。
 A「1社受注は、ビジネスリスクも高いからリスクヘッジしないと」
 B「でも売上あがってるし。そっちは、綱渡りみたいなビジネスしてて大丈夫?」
 A「複数会社から受注してるし、売上も徐々にあがってるからね。」
 B「でも少額じゃん」
 A「でもそちらがやってる人工商売と違って、利益率はいいよ」

不毛だ。どちらが正しいという話をしたいのではない。
双方をうまくバランスとりながら、かつ各々のチームが破綻しないようなビジネススタイルに変化させる必要があったのだ。あったのだ。
そう。これは十数年前の話。

いま、まさにそのリスクが顕在化しようとしている。
Aだった私は、いつの間にやらBのチームの管理者となっていた。
変化と価値向上のためにいろいろ手は打ったものの(実質的には打ててないが)
1社からの発注がなくなる、自分たちのプロジェクトもどうなるかわからない旨
「結局こうなっちゃたね」と自戒もこめて伝えたところ、

「自分たちは精一杯仕事をしてきた。
 変化しなかった自分たちが悪いといいたいんだろうけどそれは暴論だ!」と。

言うねぇ~、10年以上前から言ってきたことだぜぇ。
なんなら俺より長くこの業界にいるんだぜぇ。
それを自分たちは精一杯やった!なんてよく言える。

事実。みんなよく文句を言う。
受託ビジネスにおける主従の関係が、自分たちの業務改善を妨げている。
過去のうちの幹部社員が発注元に対する改善提言は、発注元の機嫌を損ねるといって、
内側から封殺してきた。そりゃあ文句も増える。いや、文句を言うしかない。
話を聞いてくれる相手に文句を言うしかない悲しい環境に身を置かされているのよ。つらー。
とはいえ、だからといって、発注元の言うことがすべて正しく、言いなりになることが、顧客満足度を上げる行為だと信じ切って「自分たちは精一杯やってる」のであれば
ちょっと世界が狭すぎやしないか。周りにはどういう競合他社がいて、誰が顧客になり得て、それぞれどういったニーズを持っているかを把握しながら自分たちを改善し続けている人のみが言っていいセリフじゃね。

世界は変わる。変化にあわせて、というより世間の変化を予見して
自分たちも変わる努力をしないと、唯々死ぬ。唯々。

考え続けられる環境に身を置くこと

今回読んだ本:本質をつかむ思考法/伊藤 真

 

(本文より抜粋)

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考え続けるには
「人間は意志が弱い」ということをしっかりと自覚する
1回1回考えるごとに、「何を得たくて考えるのか」をできるかぎり意識することです。つまり、その時々で、思考の先にある「ゴール」をはっきりと意識しながら考えるのです。どういう問題を解決していかなければいけないのか。とういう知識を身につけなければいけないのかを意識して、主体的に思考していく。そうすることで具体的な成果が生まれ、「考え続けるモチベーション」となっていくのです。
できるだけ考えた結果どうなるのかを視覚化することによって、モチベーションを高めることができます。
考えるときには「30分で考える」と制限時間を決める、あるいは、「この日までに答えを出す」と締め切りを設けるなど、時間の制約を課す
制限時間を決めて、そのつどベターな答えを出していき、ベターな答えが次のベターな答えを呼び、それが次のベターな答えにつながっていく。そうしていくうちに、ベストな答えにどんどん近づいていけるのです。

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自分の周りでは、受託ビジネスは収束傾向にあり、
自分たちの仕事の価値を内外から強く求められる。決まりきった、ある種誰でもできるお仕事は内製化、自動化によって淘汰されている。数年前に部署が変わり、完全なる受託ビジネスの部隊を管理しているが、ここもまた他人ごとではない。

昨年ごろから、発注元で内製化の流れが進み、徐々にではあるが受注金額が下がってきている。当然といえば、当然の流れ。内製化や自動化でも代替できるような“作業”しかしてこなかったので当然の流れ。ただ、発注元の関係が長いので、その”経験”だけをかわれて、なんとか首の皮一枚でつながっている。

元々、うちの部隊の受託ビジネスの受け方には非常にリスクが高いのはわかっていたので、自分たちの仕事の価値を変える・上げる事を進めようとしたのだが、難産極まりない。

「これやって」「はいわかりました」のビジネススタイルなので、自分たちの仕事の価値は納期に間に合わせることのみという仕事観。自分ちの仕事が最終的にどこにつながって、なんの役にたっているか、もしくは、役にたてるには本質的にどういう作業をしないといけないのか自分たちの仕事の価値について考えたことがなかったのだ。

そこで、まずは話の分かりそうな一部の人間とだけ
定期的に会話することにした。ビジネスの危機的な状況、仮に受託ビジネスがなくなった場合何を武器にビジネスをしていけるのか、していくべきなのか。そのうえで、自分たちに足りないものはなんなのか。

そうこうしていると、
一つ、また一つと意見がではじめ、自分たちの強みを活かしたサービスメニューのプロトタイプができ、試しに実施して、その後受注につながり、いまビジネスになりつつある。一部のメンバからは「現場のニーズをキャッチして、価値創造するってこういうことなんですね」という声がようやく上がってきた。

彼らも考えなしに仕事をしてきたわけではなかったとは思う。
ただ、なんのために、何を考えるのか、またそのためにどういう知識を得るのか を
意識せずに漫然とただ”思っていた”ような気がする。

来年度の体制変更で、私の手を離れ彼らはより受託色の強い環境に
身を置く可能性がある。思考の機会が奪われるのは間違いない。
思考の習慣がつかなかったメンバはこの状況をどう考えるんだろう。
それとも考えずに一生作業し続けるだけなんだろうか。

準備を怠るな

今回読んだ本:どんな人ともあとで落ち込まず話せる本/金井英之


「御社のプロジェクトのネックはここです。」
「我々もいろんなプロジェクトを見てきましたが、これは典型的な例です。」
「そうです、先ずはここ、そして次にこれ、優先度をつけて対応しましょう。」
「ありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。」
お客様と握手し、軽く雑談したのち挨拶し会議室をでる。空調が効いていたせいで気づかなかったが、ビルの外はまだまだ暑い。次は虎ノ門で打ち合わせだ。

少し前まで コンサルティングのような仕事をしていた時は、1日の大半がお客様との打ち合わせ。外での仕事は会話が全てだった。それまで積み上げてきた知識と経験から、相手の心理状態や悩み事など手に取るようにわかっていた。と思っていた。

数ヶ月前に異動となり、社外の人と会話をする事もなくなった。前の職場で働いている同僚をみると、その忙しそうな様に辟易する一方で、羨ましく感じた。以前は、直接的にモノを産まないコンサルティングの仕事に対してモチベーションを維持することに悩んでいたはずだったのに。
環境は人を変える。

そんな、やる気もなにもどん底のさなか、「各部署の新商品を社長にプレゼンする会」開かれる事になった。私の部署にはここ数年新商品などなかったが、上からのお達しで、新しい商品を急遽作り、ご機嫌を伺うこととなった。新商品を作りビジネス拡大に繋げてきた事のまったくない私でもわかる。「モノを作ったから売る」というボトムアップの戦略は全くもって時代と逆行している。そんなものをプレゼンして仮に社長が気に入ってしまったらどうするのだ。売れるはずのないものを売らないといけない、というわけのわからない責任だけを追うのはいったい誰だ。

急遽、社長の興味がある最新技術と、既存の商品を組み合わせた『新商品』ができあがった。
プレゼンするのは私。背中に、耳の裏に、尻に汗という汗をかきなんとかやり過ごした。と思ったのもつかの間、別の執行役員が幹部社員数人をつれてやってきた。新商品について詳しく知りたいというのだ。今更何を。。。

運の悪いことに、彼らはその最新技術を彼らの既存技術と組み合わせて本当に新商品を売り出そうとしている。我々のような張子の虎ではなかった。もともとは、知識、経験がない中でもやってきたんだ。問題ない。それなのに言葉が出ない。手が震える。問題なく、やりすごせるはずだ。そうこうしているうちに相手がこちらの無知に気づき、指摘する。大丈夫だ。嘲笑。気遣い。焦り。

 

 


気づくとその場から離れていた。
環境が変えたのは、仕事に対するモチベーションだけではなかった。人と会話するプロセスを忘れさせていた。

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・あがりは事前準備で8割以上回避できる

あらかじめ、相手のプロフィールを調べておくといった準備ができていれば、落ち着いて話すことができ、会話を先導することができます。準備をするとき、嫌々取り組んでは、あがりを抑える効果は薄いと思います。(どのような人なんだろうな、楽しみだな)(こんな話を聞いてみたいな)と、前向きに準備をすると、あがりを抑える効果は高いでしょう。
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そうだった。
以前は確かに知識や経験は無かった。しかし、それを補うための準備があった。どういう人間がどういう疑問や興味をもって、自分の話を聞きにくるのか、そういったことを考え、考え、考え抜いて(それでもあがってはいたが)臨んでいたのだ。

社長の思いつきのプレゼン会は、思わぬところで私に初心を思い出させてくれた。

問題は、このプレゼン会で紹介された新商品を集めて大きなホールを借りて展示会を行うということ。当然、数百人規模の最新技術に興味をもった技術者達が話を聞きにくるのだ。

 

数週間先の話だ。



↓その他気になったポイント等
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第1章「言いたい事が言い出せなかった・・・」がなくなる!本題の入り方

 勇気を出して一歩を踏み出す方法

・百戦百勝の人はいない

勇気を持って、言いたい事を言ってみましょう。そして、仮にその時はうまくいかなくても、後悔せず、反省して、次に活かし、チャレンジを繰り返すことです。


・こうやって考えれば勇気が出る 

  仕事で:失敗しても上司が教えてくれる。やり直せば仕事も覚えられる。

 商談で:このタイミングで提案して気分を悪くするようだったら、他社も苦戦しているに違いない。早い時期に再チャレンジしよう。

 そっけない人に:どういうときにこの人は笑うんだろう。まずは、よいところを探して褒めてみよう。

想定される失敗を、自分のプラスになるように見てみるのです。

本題に入りやすい雰囲気の作り方


・相手の気持ちをほぐす三つの方法

相手の名前を呼ぼう

自分の気持ちをあいづちで表現しよう

 ポジティブな話をしよう

会話の時間配分に気をつけよう


・「話を変えたがっている態度・表情」に注目しよう

 人の集中力が続く最小の単位が3分間。ひとつの話を3分単位で捉えておく。


商談:商談の場合、最初の会話は、お互いの緊張感を解きほぐす事に重きを置いて、1分から3分くらいで本題に入るのがいいでしょう。


日常会話:何か伝えたい事があれば、この楽しさがピークになるタイミングか、十分打ち解けたと感じられたタイミングで話してみるとよいでしょう。

 

三人以上の会話:多人数の会話で成果をあげるには、司会者を設けるか、もしくはあなた自身が司会者的な役割をすることです。みんなの都合を聞き、終了時間を決めて、問題を整理し、全員に忌憚なく発言をしてもらい、意見の集約を図ります。

 

・これが本題への入り方

 本題に入るときは、今までの話に一区切りつける意味で、ひと呼吸おいてから「さて、本日お伺いしたのは・・・」とか「ところで、先日の件なのですが・・・」「ちょっといいかな、実は・・・」といった、前置きの言葉を使って本題に入るときは、相手の心の準備ができていいと思います。

 

第2章「聞きたいことが聞けなかった・・・」がなくなる!質問の技術

質問の基本スキルを身につけよう

5W1Hの質問を身につけよう

 普段から5W1Hを頭に入れておき、聞きたいことがあれば、自然にこの6つの質問が思いつくようにしておきましょう。

 

・質問のセンテンスは短く、簡潔に

 ひとつの文は紙に書いてみて、30~40文字くらいに句点(。)がくると言いたいことがハッキリします。

 

・インタビュアーの質問術に学ぼう 

黒柳さんは、毎週、その週に出演するゲストについて反日以上かけてした調べをして、「ぜひ聞きたいこと」をメモにまとめ、それを机の上にずらっと並べて番組を進めています。

 

質問することは恥ずかしいことではない


・一歩下がって、控えめに質問すればOK

「勉強不足で申し訳ないのですが」

「お恥ずかしい話ですが」

「ちょっと教えていただきたいのですが」

 

・素直に質問することを評価する人は意外に多い

話を集中して聞いている証拠。多くのことを理解しようとしている姿勢が伝わる。わからないことがあれば、躊躇せず、素直に聞くことが、質問の秘訣です。

 

・自分で学ぶ姿勢も忘れずに

 豊富な知識を身につけることができれば、自分に自信を持つことができ、その結果、躊躇なく質問できるようになるのです。

 

聞きたいことが聞ける「質問のタイミング」をマスターする

 

・話の間の見極め方

 相手が話の途中で息を吸ったとき、視線を机に落としたとき、タバコを吸ったとき、コーヒーや水を飲んだとき、このわずかな間を捉えておく質問するとよいでしょう。

 

・相手の気分を害さないように質問するには

「すみません、ということでしたら、ちょっと伺ってもいいですか?」

「申し訳ありませんが、sのことでひとつ教えていただきたいのですが」

「恐れ入りますが、そこのところがどうも私にはわからないのですが」

と(あなたの今の話に関連する質問なんです)というニュアンスで質問をすれば、話の途中であっても、空いてはそれほど不快な気持ちを持たないでしょう。

 

相手が話したくなる「思いやりの質問」をしよう

 

・自分の都合を相手に押しつけない「思いやりの質問」とは

話し方の基本は相手の立場に立つ。今、自分が質問しようとしていることを、もしも相手が自分だったらどのように受け止めるか、どのように判断するか、考えることが大切です。

「部長の部屋に呼ばれていましたけど、大丈夫ですか?自分たちで力になれることがあれば何でもいってください。」

 

第4章「自分だけが話してしまった・・・」がなくなる!会話のコントロール

実は、長く話さなくても伝えられる

・「長く話せば伝わる」は大きな間違い

 話の効果をあげるには、簡潔に伝えること。

 

・開口一番に結論を言おう

 自分の言いたいことをコンパクトにまとめて、開口一番で述べると聞き手にすっきりと伝わり、賛同を得やすくなります。

 

・「80%の話」がちょうどいい

言いたいことが10あるとすれば、8くらいでやめておくことです。そうすることで相手がもっと聞きたくなる。

 

第5章「盛り上がらなかった・・・」がなくなる!楽しい!会話術

「気持ちの交流」をすれば盛り上がる

・初対面の相手には、自分をオープンにしてから話を聞くこと

まず、自分のことをオープンにして、それから質問を投げかければ、相手も答えを返しやすくなります。初対面のときなどは、相手から質問をされたら、自分をオープンにして積極的に答えましょう。相手の名前を親しみを込めて呼ぶこともポイント。

 

リズムよく会話をすれば、どんどん盛り上がる

・会話にリズムをつける5つのアクション

笑い:声を出して笑おう

表情:話の内容に合わせ、感情を表そう

ゼスチャー:話がリアルになり、盛り上がる

あいづち:同じあいづちばかりでは、リズムは生まれない

リアクション:ちょとオーバーに、がポイント

 

いざというときのために「盛り上がる話」を仕込んでおこう

・盛り上がる話題の作り方

感動的な話

仕事の役に立つ話

生活の役に立つ話

聞いて得する話

笑いのある話

自分が失敗した話

会話が盛り上がらない話 など

 

第6章「あがってしまった・・・」がなくなる!会話の「あがり」克服法

自己暗示をかけて「あがり」にお別れしよう

・あがりは事前準備で8割以上回避できる

あらかじめ、相手のプロフィールを調べておくといった準備ができていれば、落ち着いて話すことができ、会話を先導することができます。準備をするとき、嫌々取り組んでは、あがりを抑える効果は薄いと思います。(どのような人なんだろうな、楽しみだな)(こんな話を聞いてみたいな)と、前向きに準備をすると、あがりを抑える効果は高いでしょう。

 

・プラスのイメージトレーニングも重要

潜在意識に刻み込まれたマイナスイメージは、簡単には消せるものではありません。このマイナスイメージの上から、プラスイメージをどんどんかぶせていくことがポイント。(初対面の人と会うとき、相手より早めに待ち合わせの場所に行き、緊張した表情でやってきた相手を明るい表情で温かく迎える。名刺交換も落ち着いてにこやかな表情で行い、常に相手をリードする調子で先導する。挨拶をすませ、相手を席にすわらせてから自分も座る。明るい表情を崩さずに落ち着いた雰囲気で、楽しく談笑する)こうしたプラスのイメージをどんどん思い浮かべて、脳裏に刻みます。これを一度や二度ではなく、何度もま瞼の裏に思い浮かべます。

 

・自己暗示の効果をばかにしてはいけない

(私は初対面の人々と堂々と話すことができる)(私は人と会うことが大好きだ)(私は人を楽しませる会話ができる)と肯定的ななプラスの言葉を意識して使うようにします。これらの言葉が自己暗示を与えて、そのとおりの現象があわられるのです。

 

・恐怖心を克服するもっとも効果的な方法とは

恐怖心を克服する、一番確実な方法は、自ら進んで人と会い、会話をすることです。「話が怖ければ話で治す」のです。多くの人と会い、会話を交わせば、交わすほど、怖さは必ず解消されます。

これが「あがり」の克服法

 

・T&C式「どもり矯正法」

・震えを克服するには睡眠前の自己暗示が効果的

 「私はお客様の前でも落ち着いて話をすることができる」「私は異性とも親しく会話ができる」。事前に、このようなプラスの暗示語を4~5とおりつくっておき、それを完全に暗記します。この暗示語を、目を軽く閉じたままゆっくりと言いましょう。このときに大切なことは、この言葉と同じ光景を頭に浮かべることです。

 

・赤面症克服は家族、テレビ、電車で人の目になれる事から

赤面症を治す一番の薬は、自分を積極的な人間に変えることです。積極的な行動。

 

・心を穏やかに保つ時間をもち、過緊張を和らげよう

過緊張を克服するポイントは、こうした大きな物音、光の明暗、人の視線などに徐々になれる事から努力をすることです。ヘッドホンで音楽を大きな間違いボリュームで聴いたり、明るい部屋の中で一日中を過ごしたり、人の顔をよく見る習慣をつけると、今まで気になっていたものがそれほど気にならなくなります。

 

・実は、あがりは相手が気づいていない事が多い

あなたがあがっていて手が震えていても、どもっていても、脂汗が出ていても、心臓がドキドキしていても、空いては気づいていないことがほとんどです。あまり、自意識過剰にならないことです。そして、みんな、自分と同じようにあがっていると思って、気持ちを楽にしましょう。

 

相手を「普通の人」と認識する方法

・「普通の人の痕跡」を見つけよう

ポイントは、相手から家庭生活のいったんを捉えるようにすることです。ひげの剃り残し、髪の毛の乱れ、目の下のくま、にきび、ネクタイの曲がり、食べ物のしみ、ワイシャツのボタンのかけ外れなど、誰にでもある「一般人の痕跡」を見つけます。それをみただけで、怖いライオンの顔が、かわいいウサギに見えて決ます。


それでもあがってしまったときの会話術

・相手もあがっていることを忘れない

こちらが緊張しているときは、空いても緊張していることを忘れないことです。それによって気持ちが楽になるばかりか、それを会話の糸口にすることもできる。

 

・あがっている気持ちを素直に伝えてみよう

・自分にとって想定外のことは、相手にとっても想定外

・パニックになりそうなときのおまじない

 深呼吸をし、おまじないの言葉を唱え、イメージすることで、会話で緊張している状態からいったん離れて、我に返ることができる。

 

第8章「もうあってくれない・・・」がなくなる!魅力あふれる話し方

・上手な会話の終わり方が「また会いたい」につながる

 

・話を切り上げたら、すぐに席を立つことがポイント

話を切り上げたあとは、即座に席を立つことが余韻を残すためにとても大事です。話を切り上げたのに、そのあともだらだら会話してはいけません。

 

魅力的な生き方から、魅力ある会話が生まれる

 

・人が好きになれば、魅力的な会話ができるできる

人間的な魅力を高めるには

1. 話したことを行動で裏付ける

2. ふだんの心の持ち方

 

今日の決断が、未来を変える

今回読んだ本:決断力/羽生善治


「決断」と距離を置いた人生を歩んできた。
思えば、中高6年間続けた陸上部も、うちの家系が陸上部の家系であり、何の疑いもなく自分もやるもんだと思って入っていただけ。モノにはならなかったいろんな競技も、結局は自分から決めてない。就職も推薦枠があるからだれか行かないかという教授の誘いに乗っただけ。ある意味それは自分なりの決断だったのかもしれない。

 

会社に入り、技術を学び、小さなチームを任されるようになった今、日々決断を迫られる。大きなものから小さなものまで。上からも下からも。「どうするつもりだ」「決めてくれ」「あなたが決めるんだろ」

 

決断は判断の数だけあって、決断の数だけ成功と失敗がある。成功や失敗は学びを与えてくれる。学びを活かし、判断の精度を上げていく。決断がまったくと言っていいほどなかった数十年。積み上げられたものがあっただろうか。そこに人としての学びはあったのだろうか。

 

決断をするとき、そこにはリスクが伴う。決断をしなくとも、リスクは消えてなくならない。過去決断をしてこなかったリスクは、今「金の計算」「人との距離感」「自分がどうしたいか」を鈍らせ、濁らせている。

 

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私は、積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすると、いつも自分に言い聞かせている

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未来のリスク。
判断は一時の結果に終わらない。おそらく羽生名人は一つの判断・決断に対してその将棋の試合の先々だけでなく、次の、また次の、もしかするとその先の人生に関わる大きな範囲で未来のリスクをとらえているように思える。人生は連続性の塊。ひとつの判断で出た結果が次の何かに活かせると考える。私が決断をしてこなかったがゆえにいまリスクをかぶっているように。積極的に決断をしていくべきなのだ。

 

とかく、会社生活では、一挙手一投足がみなに監視され、その結果が成功でなければならない。決断をさせない環境が多い。そうやって育った会社人が、いつか重大な判断・決断を迫られたとき、果たしてそれは可能なのか。


↓その他気になったポイントなど
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・追い込まれるということはどういうことか、でも、人間は本当に追い詰められた経験をしなければダメだということもわかった。逆にいうと、追い詰められた場所にこそ、大きな飛躍があるのだ。

・意表をつかれることに驚いてはいけない。そんなことは日常茶飯事であって、予想どおりに進むことなど皆無といっていい。

・あくまで、冷静に自分のペースを守ることから手が見えてくる。この「手が見える」は、プロ棋士でやっていくために重要なことだ。 「手が見える」ことが過信に結びつくこともありうるが、不利な局面でも諦めずに、粘り強く淡々と指していくことが、勝負のツボを見いだすポイントになり、逆転に必要な直感や閃きを導き出す道筋になると私は信じている。

・つまり、何かを「覚える」、それ自体が勉強になるのではなく、それを理解しマスターし、自家薬籠中のものにする――その過程が最も大事なのである。それは他人の将棋を見ているだけでは、わからないし、自分のものにはできない。自分が実際にやってみると、「ああ、こういうことだったのか」と理解できる。理解できたというのは非常に大きな手応えになる。なによりもうれしい。そして、新しい発見があるとまた次も頑張ろうと、フレッシュな気持ちになれる。  私は、将棋を通して知識を「知恵」に昇華させるすべを学んだが、その大切さは、すべてに当てはまる思考の原点であると思っている。

・つまり、経験には、「いい結果」、「悪い結果」がある。それを積むことによっていろいろな方法論というか、選択肢も増えてきた。しかし、一方では、経験を積んで選択肢が増えている分だけ、怖いとか、不安だとか、そういう気持ちも増してきている。考える材料が増えれば増えるほど「これと似たようなことを前にやって失敗してしまった」というマイナス面も大きく膨らんで自分の思考を縛ることになる。  そういうマイナス面に打ち勝てる理性、自分自身をコントロールする力を同時に成長させていかないと、経験を活かし切るのは難しくなってしまう。それは、将棋にかぎらず、ビジネスの世界をはじめ、共通する課題であろ。

・どの道も漠然としていて、どれがいいかわからないときに、どれを選ぼうかと決断するのは非常に難しい。  複雑な局面では、私は、局面を何度も整理し直す。複雑になればなるほど、整理したいという気持ちは、子どものころから自然に身についていたのかもしれない。父は外資系の会社に勤めるエンジニアであったが、「仕事にゆき詰まったときは整理整頓」というのが口癖だった。休みの日になると朝早くから起き出して、部屋の片付けを始めるのだ。

・勝負の世界では「これでよし」と消極的な姿勢になることが一番怖い。組織や企業でも同じだろうが、常に前進を目ざさないと、そこでストップし、後退が始まってしまう。

・スクラップ・アンド・ビルド(破壊と創造)という言葉がある。米長先生のように、破壊することから新しいものは生まれるのだ。盤上で将棋を指すときは創造的な世界に進む、一回全部をガチャンと壊し、新しく違うものを最初からつくるぐらいの感覚、勇気、そして気魄でいたほうが、深いものができるのではないだろう。

・決断は自分の中にある  現状に満足してしまうと、進歩はない

・リスクの大きさはその価値を表しているのだと思えば、それだけやりがいが大きい。そちらに目を向ければ、挑戦してみようという気持ちも起きてくるのではないだろうか

・「プレッシャーはその人の持っている器に対してかかるものだ。器が大きければプレッシャーを感じることがないはずだ

・プレッシャーを克服するには、経験が大きく役に立つ。机上の勉強や練習では養えない。実戦の中でいろいろな局面にぶつかり、乗り越えることでしか身につかないものなのだ。そういう経験のカードをたくさん持つとよいと思う

・「絶好調!」と口にする人は、自分に暗示をかけている

・将棋にかぎらず、勝負の世界では、たとえ失敗しても次のミスを防ぐことが大事だ。かっとなったら、それはできない。自分の感情をコントロールすることは将棋の実力にもつながるのだ

・対局が終わったら、その日のうちに勝因、敗因の結論を出す。そして、翌日には真っ白な状態でいたいと思っている。勝った将棋もすぐに忘れたい。十代のころは、負けると悔しさを何日も引きずることがあったが、今は、たとえ負けても割合あっさりと忘れられるようになった。

・私は、年齢にかかわらず、常に、その時、その時でベストを尽くせる、そういう環境に身を置いている――それが自分の人生を豊かにする最大のポイントだと思っている

・ビジネスや研究の世界でも、たとえば、新しい技術を開発するのに、技術の解説書を読むことはプロセスとして大切だ。しかし、文献に書いてあることはすでに常識である。問題はそのあとだ。その先を目ざすには、自分で手を動かすことが知識に血肉を通わせることになる。現場で、あちらの方向、こちらの方向と試行錯誤を重ねるうちに、生きた知識が積み重なり、ステップアップする土台ができるのではないだろう

・ビジネスや会社経営でも同じだろうが、一回でも実践してみると、頭の中だけで考えていたことの何倍もの「学び」がある。理解度が深まることで、頭の中が整理され、アイデアが浮かびやすくなる。新しい道も開けてくるだろう

・将棋では、自分がよく知った戦法ばかり同じようにくり返していると、三年、五年、さらに十年という長い目では、確実に今のポジションを落とすことになる

・新しい戦型や指し手を探していくことは、新しい発見を探していくことである。自分の力で一から全部考えないといけない。だから、どうしても失敗することが多い……状況はいつも悪いのだが、一回やれば二回目は前回より少しはマシになるだろうと楽観的に考えている。それが次へのステップ、未来への収穫になる。成功する可能性があるかぎりは新しいことに挑戦していきたい。「何回か続けていけば、そのうちうまくいくだろう」、そういう気持ちで、私は取り組んでいる。現状の打破はそこにしかない。私は、その姿勢をいつまでも持っていられたらいいなと思っている

・才能とは、同じ情熱、気力、モチベーションを持続することであ

・たくさんの知識を活用できる、記憶力がいい、計算が速くできる、機転がきく……なども頭がいいといえよう。私は、ロジカルに考えて判断を積み上げる力も必要であると思うが、見切りをつけ、捨てることを決断する力も大事だと思っている

・以前、私は、才能は一瞬のきらめきだと思っていた。しかし今は、十年とか二十年、三十年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。直感でどういう手が浮かぶとか、ある手をぱっと切り捨てることができるとか、確かに個人の能力に差はある。しかし、そういうことより、継続できる情熱を持てる人のほうが、長い目で見ると伸びる

・「天才とは一パーセントの閃きと九九パーセントの努力である」  というエジソンの言葉は、どの世界にも共通する真理をついた言葉である

・将棋にかぎらず習い事は、自分が少しずつでも進歩しているのがわかると継続できるが、足踏みし上達しないと嫌になってしまう。「上達する」という喜びが、〝次の目標〟に向かう頑張りになるのではなかろうか。私は十五級から、道場に通うごとにクラスが上がっていった。  今考えると、目標への達成感が、私を将棋の世界へ没頭させるきっかけの一つになったと思う

・初心者が何かを学ぼうとするときは、いきなり大海原に立っても、どこに向かって何をしていいかわからないものだ。たとえば将棋の場合は、ほかの人の棋譜を並べたり、定跡を覚えるのが一つの勉強方法だ。それは前に通った先駆者の航路だが、真似てみることは大切だ。誰でも最初は真似から始める

・プロらしさとは、力を瞬間的ではなく、持続できること

・どの世界においても、大切なのは実力を持続することである。そのためにモチベーションを持ち続けられる。地位や肩書は、その結果としてあとについてくるものだ。逆に考えてしまうと、どこかで行き詰まったり、いつか迷路にはまり込んでしまうのではないだろうか

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無責任な上司は、部下の涙を知れ

今回読んだ本:フィードバック入門-耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術/中原 淳

 

子供のころ、幼稚園児の従兄弟を連れて近所の公園に行こうとしたら、大人に止められた経験がある。「小学生のお前と2人で行くのは危ない。中学生のお姉ちゃんを連れて行け」と。十分従兄弟の面倒をみれるし、判断もできる。自分は大人だ。なぜ姉がいないと行っては行けないのだ。それほどまでに信頼がないのか。
その時、そのように言ったかは定かではないが、そういう心持ちになった、ショックだったのは今でも覚えている。今でこそ、大人が止めた理由も理解できるし、今の自分でもそう言うと思う。子供ながらに傷ついたのだ。

 

信頼されないと、人は傷つく。

 

立場上、いろんな人の相談を受ける事があります。先日、次の組織長に推薦された人間から相談を受けた。「他にも組織長になるべき人間はいる。自分でいいのか自信が無い。」彼の組織には同じくらいの年代の人間が数名いて、実は推薦されたのは彼が初めてではなかった。しかしながら、推薦者である、現在の組織長が「彼らはダメだ」という判断で推薦してこなかった(推薦したが辞退された)。その中には、組織長と一番長い付き合いのある人間もいるが、推薦はされなかった。

 

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・厳しい仕事を任せて、ほとんどフォローしないでほったらかしたりすれば、部下はメンタルをやられて出社拒否を起こしたり、不満を爆発させて逆ギレしたりするだけです。それを見て「最近の若い者は情けない」などと言う上司は、あまりにも無責任です。
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彼らは本当に厳しい仕事をさせられている。だが、組織としてどうあるべきか、リーダーとして、組織を運営するにあたって、どうしていったら良いかという事を、残念ながら彼らは指導されずに育ってきた。指導するべき責任がある組織長は言う。「そういうものは、現場の人間が試行錯誤で、自分で気付き、築いていかないと身にならない」そのセリフは、厳しい仕事を部下にしてもらいながらも、個人の成長や、組織の発展を想い、十分なフォローを行なっている人間の言葉であり、この組織長がそれを言う資格はない、と私は思う。

 

フォローもなく、厳しい仕事をし、信頼されずにいる部下たちは、傷ついている。深く。


※その他、気になったポイント
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・フィードバックは、次の二つの働きかけを通して、問題を抱えた部下や、能力・成果のあがらない部下の成長を促進することをめざします

1.【情報通知】   たとえ耳の痛いことであっても、部下のパフォーマンス等に対して情報や結果をちゃんと通知すること (現状を把握し、向き合うことの支援)
2.【立て直し】   部下が自己のパフォーマンス等を認識し、自らの業務や行動を振り返り、今後の行動計画をたてる支援を行うこと (振り返りと、アクションプランづくりの支援

 

コーチングに代表されるように、近年の人材育成方法は、相手に「自分の力で気づかせること」を非常に重視しています。しかし、きちんと成長に必要な情報を理解していない部下は、自分で「気づこう」にも限界があります。ビジネスパーソンにもこれと同じことが言えると思います。黙っていても真っ直ぐ飛んでいける、すなわち軌道修正がまったく要らないビジネスパーソンなどいません

 

・その人の行動のクセ、認識の偏りなどにより、人間の行動は、ひずみやバイアスがかかっています。その中で、真っ直ぐの方向に進んでいくには、自分に関するさまざまな情報を受けながら、すなわちフィードバックをしっかりと受容しながら、それを元に、自分を立て直していかなければなりません。

 

・ちなみに、フィードバックの良き伝え手になるためには、自らも良き受け手である必要があります。フィードバックを正しく受容できない人は、他人に対して、フィードバックを正しく伝えることはできないからです。

 

・「若い部下が育たないのは、あなたのせいではありません。過剰に自分自身を責めないでください。それは、 職場環境の変化によって構造として生まれている現象 なのです」
育成が進まないことで、過剰に自分を責めず、まずは、ぜひ、冷静になって事態を見つめましょう。その上で、希望をもって部下を育成しましょう。今、必要なのは、「冷たい頭と熱い心」なのです

 

・部下育成には、ティーチングが必要な局面も、コーチングが必要な局面も存在するのです。それは「ケースバイケース」なのです。  たとえば、業務経験がまったくない新人に対して、「君はどうすればいいと思う?」などとコーチングの手法を用いて問いかけても、本人の中に蓄積されている業務経験がない状態では、問いに答えようがありません。何もないものの内面を「まさぐって」も、何も出てこないのです。それでも、何か言わないとその場が収まりませんから、そうすると部下は、上司が満足しそうな答えを探して答えるようになります
こうして、部下は、自分の頭で考えずに上司の顔色をうかがう思考停止状態に陥り、伸び悩む。一方、上司は本当に教えたり、言わなければならないことを手控えてしまう。

 

・「コンフォートゾーン」でいられる〝ぬるま湯〟の仕事を与えても部下が成長しないのは言うまでもありませんが、「パニックゾーン」に陥るような仕事をさせても、部下はなかなか成長しません。あまりに失敗するリスクが高すぎると、よほど強靭なメンタルを持っている人でない限り、悪いことばかりが頭をよぎり、本来の能力を発揮できなくなるからです。  かつては、人材育成の業界では「精神論」や「根性論」が横行し、「部下を成長させるには、二階に上げてハシゴを外せ」といった言説がもてはやされた時代もありましたが、それがうまくいったのは、何もしていないように見せかけて、実は影で手厚いフォローをしてくれるようなマネジャーがいたからです。それも仕事の時間に余裕があったので、そういうマネジャーが存在できていたわけです。

 

・筆者の研究によれば、職場で人が育つためには、三つの他者からの支援が必要であることがわかりました。大きく分けて「業務支援」「内省支援」「精神支援」の三つです

 

SBIとは、シチュエーション(Situation)、ビヘイビア(Behavior)、インパクト(Impact)の頭文字をとったものです。

・シチュエーション(どのような状況で、どんな状況のときに)

・ビヘイビア(部下のどんな振る舞い・行動が)

インパクト(周囲やその仕事に対して、どんな影響をもたらしたのか。何がダメだったのか)  この三点を具体的に伝えることで、初めて、相手はあなたの言いたいことを理解してくれます。

 

・もちろん、相手を傷つけるような言い方をしないのは、大前提です。フィードバックは、相手の成長を願い、相手の意志をリスペクト(尊敬)した上で行う必要があるのです。

 

・焦点をあてるべきは、改善したい相手の行動です。部下の行動を徹底的に「観察」し、「具体的行動」を収集しましょう。

 

・振り返りを行っていくときのポイントは、部下が自らの姿を客観的に見られるように、 部下自身に自分の過去・現在の状況を「言葉にさせること」 です。今後は上司が「言葉にする」のではありません。むしろ上司は部下に問いかけを行うことで、部下に自分の言葉で語らせることをめざします。
この段階での部下の振り返りのために、マネジャーは具体的には次の三つのポイントについて話してもらうように、導いていきます。それは「 What?(何が起こったのか?)」「 So what?(それは、なぜなのか?)」「 Now what?(これからどうするのか?)」の三つです

 

・腹をくくってください。   相手から逃げないでください。   しっかりと相手に向き合ってください

 

・フィードバックとは、   受け入れて、攻めること。   負けて、勝つこと。  なのです。  フィードバックにおいて 「聞くこと」は、「論理のほころび」を待つこと なのです

 

・管理職のミッションは、あくまで組織と個人を良くすること。私情をはさんで、その権力を振りかざして、相手をギャフンと言わせようなどというのは、明らかにミッションから外れた行為です。もしそんなことを思うような人がいるならば、その人は、初めから、管理職にはしてはいけないんじゃないかと思います

 

・すべてのフィードバックの起点は、本人がどうなりたいかにある。

 

・部下自身に「自分のなりたい姿」を、あらかじめ言わせることで、それに近づくための方法を一緒に考えている

坊主憎けりゃ袈裟を剥ぎ取って捨てろ

今回読んだ本:本音でいきる 一秒も後悔しない強い生き方/堀江貴文

 

人の価値観は絶対にイコールにはならないという、そういう宗教に入っています。育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めないし、サマーがダメだったり、セロリが主食だったりするわけです。なので、一生分かり合えないなと思える上司とは、効率よく業務を進めるためにも積極的にコミュニケーションをとっていく必要があるわけですが、15分に一度状況報告したり、相手が帰宅準備をしている最中に次の日の業務の相談をはじめたり、(前日飲み会で朝まで飲んでいたのを承知で)朝一打ち合わせをいれたりしていたら、3回くらい転生しないと理解しあえない関係になってしまいました。おかしいなぁ。

 

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉がありますが、袈裟まで憎んでどうする。憎いのは今朝までにしとけ。というのが僕の考えでして、なんならあえて自分も袈裟を被ってレッツダンシングトゥギャザーなわけです。

 

先日も酒を飲むことに関しては他の追随を許さないタイプの上司に誘われたため、よっしゃこいつはいっちょうやったるか、肝臓のスペアをAmazonで注文だ!くらいの勢いで臨んだわけですが、まぁクソつまんねぇわけですよね。自分の自慢話に始まり、どーでもいい雑な部下いじり。途中で「あれ?なんで袈裟被ってるんだっけ?」とハッと我にかえり、そこで気づいたんですが、酒以外に関しては簡単に他の追随を許しちゃう事が彼の欠点でもあったわけでして、くるぶしレベルの浅さの話をこちらが深ぼっていかないと時間が埋まらないという地獄。結局、被っていた袈裟も脱ぎ捨て帰ってきました。結論、嫌なものは嫌。

 

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・上司同僚の目が気になって帰れない? つべこべ言わずに、帰ることだ。
それを繰り返しているうちに、自然と「あいつはそういう奴だ」ということになって、
誰も何も言わなくなる
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そうですね堀江さん。その通りだと思います。

 

正直、家で料理したり、本読んだりしている方がよっぽど楽しいし、自分のためになる(誤解がないようにいっておくと、信頼・尊敬できる・単純に楽しいと思える人との食事はいつでも行きたいと思っている)。要は自分に嘘をつかずやるべき事をやった上で、やりたい事をやるにはどうしたらいいか(変に我慢する必要はない)という事なのです。

 

年明け、有言実行をすべく早速年明け一発目の誘いは断った俺偉い。

 

※その他、気になったポイント
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・どうしたら本音でいきられるようになるの
1. 言い訳しないこと
2. バランスをとろうとしないこと
3. 「自意識」とプライドを捨てること

 

・職場の関係は「セミドライ」な関係がいいと思っている。仕事として相手には尽くすけれど、互いに寄りかからない距離が一番いい

 

・上司としてはどうすればよいのだろう? 部下からの意見が合理的なものであれば、それを取り入れればよいが、部下に迎合するのは間違っている。物事というのは、推進しようという意志を持った決定者がいなければ一歩も進まない。会社でも政治でも、それは同じだ。議論は重要だし、必要ならば徹底的にすべきだが、みんなが納得することを待ち続けて、何かが生まれることはない

 

・「お互いの価値観が異なっていることがわかる」というのは、とても大事なことだ。なんとなくわかったふりをして終わるのと、たとえ自分の価値観と違っていても、しっかり相手の意見を聞くのとでは、どちらが「相手のことを知る」ことになるだろうか

 

・「時間がないというのは、「それをはじめると今やっている何かをやめなければならないが、それができない」ということなのだろう。 しかし、世の中はトレードオフだ。時間がないなら、どちらかに決めなければならない。むしろ、「何かをはじめるなら、何かを捨てなければいけない」ということは、当たり前のことだと知っておくことだ。

 

・この世に、安定した仕事や人間関係など存在しない

 

・実際には存在しない「世間」などというものを気にする必要はまったくないのだ

 

・初対面で相手を恐く感じることもあると思う。偉い人だったり、気を使わなければならない相手だったりすると、恐がって、うまく話せなくなってしまう。これも、「プライド」からくるものだ。 「相手に悪く思われたらどうしよう」とか、「アホだと思われたらどうしよう」とか、そう思って話せなくなるのだ「プライド」という名の壁を自分の周りに高く築き、その中に引きこもることで、弱い自分を守ろうとする。言っておくが、そうしていて得られるものはほとんどない

 

・大事なのは「今済ませられることは、今済ませてしまう」こと

 

・自分一人でいくら頑張っても改善には限界がある。有益な時間を生み出すためには、積極的に外注を使うべきだ。人に仕事を任せることなしに本当の意味での改善を実現することはできない

 

・大体、手に入れただけであとは安泰な資格やスキルなどほとんどない。大事なのは、資格やスキルをどうやって活かすか

 

・何かをする前に勉強をするのではなく、やりたいことをしながら学んでいくことが大事なのだ

 

・情報を仕入れることは生産性を上げるだけでなく、人生のチャンスを広げ

 

・日々の習慣として「考えること」を繰り返すこと。スマホが使えなくても、数秒しか時間がなくても、考えることはできる。考えることはなんだっていい

 

・当たり前に繰り返している日常のルーチンを改善できないか。店で受けたサービスが素晴らしかったのなら、何がよかったのか。ひどかったのなら、どう改善すればいいのか。ニュースで紹介されていた新製品を、仕事上の課題を解決するために使えないか

 

・情報をインプットし、アウトプットし、「考えること」を繰り返す。ボーッとするのではなく、自分の時間を思考で埋めていくと、ある瞬間に解決策やアイデアがふっと浮かぶようになる。自分の脳を情報と思考で埋めれば、どうでもいいことで悩んでいる暇などなくなってしまうはずだ。

 

・新しい出会いの場には必ず行くと「決めて」いる。決めたんだから、行く。これは新しいことをする時に共通するが、決めれば「やる」ものだ。 面倒くさいという気持ちが起こったとしてもそんなものは無視すればいい。場所に出向いて、自己紹介をして……というプロセスを進めていくうちに、いつの間にか面倒くさいという気持ちも忘れてしまっている。  たいていの出会いは楽しいものだ。そして、楽しいほうが大事なのだ

 

・最後に、時間を無駄にしないために、大事なこと。それは、「極限まで忙しくしろ」ということ。限界までやりたいことをやろうとする。そうしてはじめて、時間をどうやって使えばよいのかが見えてくるのである。たいしてすることもないのに、時間を効率化しようというのは、それこそ時間の無駄というものみんな時間を無駄遣いしていないだろうか?時間は有限だ。のんびり長期ビジョンを立てるなんて、まったく時間の無駄でしかない

 

・お手本となる人は、ネットでもリアルでもどこにでもいる。ちょっとでもいいなと思ったら、ためらうことなく真似をすればい

 

・面白いことをやっている、自分がやりたいことに近いことをやっている、そういう人の活動をじっくりと観察し、まずは同じことをやってみる。そして、もっと面白くするにはどうすればよいか、もっと労力をかけずにやるにはどうすればよいのかを考え、改善を繰り返す。  ロールモデルになりうる人は活動を積極的に公開しているものだ。コンテンツを丸パクリするのは論外だが、できる人を真似るのは最も早い上達法である

 

・ビジネスの基本は、もらったお金以上の価値を相手に提供すること。これは仕事以外でも変わらない

 

・日本の大学のコストパフォーマンスは極めて劣悪である。私立大学なら卒業までに数百万円以上のお金を払いながら、得られるのは大卒の学歴だけ。大学で学んだ知識を活用できている人が、はたしてどれだけいるだろう。Fランク程度の大学なら、学歴も役に立たない。大学に数百万円払うくらいなら、自分で動いていろんな体験をこなしたほうがはるかに有意義だ

 

・自分の人生、なんで人に決められないといけないんですか?  もしくは、人に決められたいんですか