末路

結果こうなった。チラシの裏の読書感想文。

全てを好転させるシンプルな考え方

今回読んだ本:シンプルに結果を出す人の5W1H思考/渡邉光太郎


「自分たちは、「電動ドリルというモノ」を売っているのではなく、「穴をあけ、子どもの写真を壁に掛けて幸せな気持ちになってもらうコト」を顧客が実現するサポートをしているというように、思考をジャンプかつ変換させることが、Big-Whyにせまり、視野を広げる上で大切なのです」

ドラッカーの「3人の石切工」の話ではないけど、モノを売って儲かる時代は終わっている。顧客の体験を含めたサービスで儲ける以上、そこにモノ以上の価値を認めてくれないとビジネスにはならない。

相手が何を求めているかを考える事は大事だ。短絡的に答えを出してはいけない。ましてや、「自分のしたい事」を「相手のして欲しい事」と混同する事だけは絶対に避けるべきなのだ。

プロパーの作業をサポートするため優秀なビジネスパートナーに発注したいと上司に言っても認めてはくれない。上司は、例えそれが顧客満足に繋がろうが、損益率を悪化させたくはないのだ。
妻の誕生日にバラを100本贈っても喜びは最初のインパクトだけ。妻は、とたえそれが自分に向けられた愛情であっても、本当は夫がもっと早く帰ってきて、子供の面倒を見、自分の時間が欲しいのだ。

結局のところ、人の立場にたって考えたら、大抵の問題は解決するんじゃなかろうか。